2008年6月5日木曜日

バイオディーゼル燃料メーカーCampa株式会社が支払不能に

 バイオ燃料ブームと言われ、食糧価格高騰の原因とされたバイオ燃料だが、一部ではバイオ燃料の生産、販売自体も危機に陥る可能性がある。

 バイオディーゼルメーカーのCampa株式会社が支払不能を申請したのもその一つと言えるだろうか。マイン・ポスト紙によると、Campa株式会社は2008年5月26日、ヴュルツブルクの区裁判所に支払能力を原因として支払不能申請を行った。
 経営破綻の原因としては、市場状況の変化が挙げられている。Campa社の経営陣は、エネルギーへの課税強化とアメリカおよびアジアからの安価な製品の輸入によるバイオディーゼル市場の急激な条件悪化を原因と考えている。オクセンフルトの砂糖工場の敷地にあるバイオディーゼルプラントは、生産能力縮小が行われたが、現在は稼動を停止されている。Campa社は既に昨年、シュトラウビング(Straubing)のプラント増設計画を凍結していた。

 ドイツのバイオ燃料も、実際には税制優遇と域内に競合者がなかったことを存立基盤としていたという証左であろうか。

(情報の出所:http://www.iwr.de/bio/archiv/08/05/2804.html)