ドイツ連邦環境省のプレスリリース(08年3月19日、No.45/08)が報じたところによると、ドイツで制定作業中の、バイオ燃料用バイオマス栽培に関する持続性要件を定めた「持続性令(Nachhaltigkeisverordnung)」がEU委員会によって差し止められた、とのこと。2008年末まで域内市場に与える影響が審議される。
持続性令は、バイオ燃料の生産による自然環境破壊を防止すための法律だが、これがEU委員会によって差し止められた。この法令なしにドイツがバイオ燃料原料となるバイオマスを輸入したり、国外で製造されたバイオ燃料を輸入した場合、バイオ燃料の助成によって、熱帯雨林の破壊など、環境破壊が進む可能性がある。
連邦環境相ガブリエルは、この問題への対処の緊急性に鑑みてEUのとったこの措置を批判している。バイオ燃料ブームの中、バイオ燃料が環境に与える影響が大きいということが指摘されるようになっているが、持続性に関する規定の策定が遅れることで、バイオ燃料はますます危険なものとなりかねない。
※プレスリリースの翻訳あります。ご希望の方は管理人までご連絡ください。
2008年3月20日
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